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 標葉せんだん太鼓保存会は、福島県の浜通りに位置する双葉町に、平成4年結成されました。
結成後約20年になります。現在は双葉町に限らず、町内外からも多くのメンバーが参加しています。
「初心を忘れず、和太鼓をこよなく愛し、独自の創造力で活動する集団」を合言葉に、結成以来週2回の練習を欠かさず、太鼓を打ってきました。
 福島県内はもとより、全国各地のイベント等においても演奏の機会を頂き、それなりの評価をいただけるようになりました。東北大会出場3回、幕張メッセでのコンテスト2回連続優勝、太鼓の甲子園と呼ばれる岩手県陸前高田の全国太鼓フェスティバル3回出場、また毎年相馬野馬追祭りの一つとして行われます、せんだん太鼓の野外コンサートは、大勢のお客様に好評をいただいております。
 私たちせんだん太鼓は、太鼓演奏以外にも様々な活動をしております。
いろいろな施設に出向き、太鼓を通じてのふれあい活動、ユニセフや社会福祉協議会、共同作業所等への資金援助もおこなっています。



今は創作太鼓ですが、後継者を育て活動を続けていけば、いずれは伝統太鼓と呼ばれる日が来ると信じて頑張っています。




 2011.3.11、未曽有の東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故で、「技」を伝える場所がなくなってしまったことは、全く残念でなりません。
震災後は、メンバーの多くが県内外の多方面に避難、練習も満足にできない状態が続いています。
しかし、今まで育ててきた「せんだん太鼓」の灯を簡単に消すことはできません。今現在も、演奏依頼が入れば、現地にメンバーが集まり演奏を続けています。
 いつかふるさと双葉の練習場で、再び皆で一緒に太鼓を打つ日が来ることを信じて、頑張っていきます。
東北がひとつに、日本がひとつに、この厳しい状況を乗り越えていきましょう。
標葉せんだん太鼓は、今後も「全身全霊」で太鼓を打ち続けます。

よみがえれ 福島、よみがえれ 双葉 !!